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キタサンブラックが年度代表馬に [年度別代表馬]

キタサンブラック(牡5歳、父ブラックタイド、栗東・清水久詞厩舎)が2016年の
年度代表馬(JRA賞)に選ばれました。

6戦3勝の成績で幕を閉じたキタサンブラックの2016年。

4/3 阪神 産経大阪杯 2着
5/1 京都 天皇杯・春 
6/26 阪神 宝塚記念  3着
10/10 京都 京都大賞典
11/27 東京 ジャパンカップ
12/25 中山 有馬記念 2着


     

年度代表馬とは

年度代表馬(JRA賞)の選考は毎年1月に新聞・放送の競馬担当記者の投票
によって行われています。

2016年の代表馬の投票は投票者数291名によって行われました。(JRA発表)

順位はキタサンブラックの134票。
次いでモーリスが90票。
3位がサトノダイヤモンドの66票。
該当馬なしが1票。

現在の選考規定では、記者の投票全参加者の1/3以上の得票で最多得票となった
馬は自動的に受賞することになっていますが、該当馬がいない場合や1位が同票
となった場合は審議を行って決定されます。

というわけで、キタサンブラックは全投票者の半数近くの支持を得て
みごと年度代表馬となりました。そして、もう一つ、最優秀4歳以上牡馬
にも選ばれています。

今年は主戦騎手の武豊も年男。(酉)
騎手になって31年目、3度目の酉年を迎えたそうです。
2017年もキタサンブラックとともに、変わらぬ活躍を期待したいですね。

ちなみにJRA賞の授賞式は30日に都内のホテルで行われるそうですが、
サブちゃんと武さんがツーショットでスポットライトを浴びている最中も
キタサンブラックは“我関せず”、、とばかり、馬房で寝てるか飼葉をむしゃ
むしゃ食べてるんでしょうかね。笑

ともあれ、おめでとう、キタサンブラック!


キタサンブラックの次走は?

清水久調教師がキタサンブラックの次走を発表したようです。

春は国内のG1レースに専念する模様。

第1戦は大阪杯(4月2日、阪神 )
 天皇賞・春(4月30日、京都)
 宝塚記念(6月25日、阪神)

そして武豊が熱く念頭に置いているのが、やはり秋の仏G1凱旋門賞
への挑戦です。
フランスで北島三郎の「まつり」が聞きたいと思ってるのは
きっと武さんだけではないでしょう。
キタサンブラックならやるかも。



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キタサンブラックの次走は京都大賞典 [次走]

キタサンブラックの次走は京都大賞典に決まったようです。

10月10日京都競馬場で行われる京都大賞典
(G2、芝2400メートル)。
宝塚記念を終えて現在、放牧中のキタサンブラックの秋の始動戦です。

京都大祭典の後は11月27日の東京競馬、ジャパンC
(G1、芝2400メートル)
そして12月25日の有馬記念(G1、芝2500メートル)へと続きます。

キタサンブラックのオーナー、北島三郎さんはこの3戦の中では特に
有馬記念に大きく期待を寄せているようです。つまり有馬記念に向けて
このローテーションが組まれたということです。

そのために京都大賞典もジャパンカップも一戦、一戦が勝負になってくる。
要するに全部取りに行く!

キタサンブラック、聞こえてるか?
賢馬は牧場で今日もボーっと遠くの景色を眺めてるんだろうか?


ドゥラメンテが引退しちまうなんて、、 やる気無くすよ

とキタサンブラックが思ってるかどうかはしらない。

ドゥラメンテ。

宝塚記念の前にキタサンブラックの辻田厩務員は
「今のデキでドゥラメンテとやって、どれだけ差が縮まるか。
すごく楽しみなんです」と興奮気味に話していた。

結果はハナ差でドゥラに負けた。
しかし、日本ダービーでの2秒3差という決定的な着差は確かに縮めた。
着実にその力の差は狭まりつつあったのだ。

だが、レース後にドゥラメンテは電撃引退を発表した。
そして何も言わずにターフを去って行ってしまった・・。
誰も予想しなかった突然のリタイア。

最後まで勝てないでいるうちに去っていってしまった同期のライバルに
キタサンブラックは今なにを思うのだろうか?


無事之名馬(ぶじこれめいば)はキタサンのこと

無事之名馬(ぶじこれめいば) という格言があるそうです。

「能力が多少劣っていても、怪我なく無事に走り続ける馬は名馬である」
とする考え方を表した格言 (wikiより)。

能力が多少劣ってる、という部分は当てはまらないけれど、
キタサンブラックは怪我もしない、ハードな調教でしごきまくっても
ケロッとしている、それどころか体重が増えてくるというのだから、
これまさに、無事之名馬の典型ですね。
重に近い稍重馬場で1000メートル通過59秒1のハイラップを刻み、 3着に粘った走りに「宝塚記念で一番強かったのはキタサンブラック」 と感想を漏らした関係者は非常に多かった。   東スポ

無事之名馬(ぶじこれめいば)という言葉は馬主でもあった作家・菊池寛による造語
だそうです。
馬主には馬主なりの悩みや心配があって、馬を持つということの楽しみよりも
そっちの方がむしろ大半を占めるのだとか。

その心配というのが、馬の怪我。
素質が秀でているということよりも、常に無事であつてくれることが望ましい。
ということからこの造語は多くの競馬関係者から共感されたそうです。

まさにこれはキタサンブラックのためにあるようなもの。
京都大賞典のことは置いといて、今はまだ広い牧場でのんびりと
英気を養っておくれ。

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キタサンブラックの乗り替わり [乗り替わり]

キタサンブラックの乗り替わりはけっこう話題になりました。
その経緯とともに戦績を見てみます。

キタサンブラック1回目の乗り替わり

キタサンブラックは2015年1月31日東京3歳新馬戦でデビュー。
鞍上は後藤浩輝騎手で優勝。

2戦目は2月22日東京競馬、3歳500万下(芝2000m)。
てっきり後藤騎手が続けて乗るのかと思いきや、騎乗したのは
北村 宏司騎手でした。1回目の乗り替わりです。
結果は1着でしたが、このときの乗り替わりの理由が今一わからなかった。

ちなみにこの日、後藤騎手は京都競馬場にいて、一日に2勝を挙げています。
そして、27日に帰らぬ人となりました・・。

2回目の乗り替わり

キタサンブラックの3戦目はひと月後の3月22日、中山でのスプリングステークス(GⅡ)。前走と同じ北村 宏司騎手で見事1着。重賞初挑戦で優勝。
ここまで3戦全勝。

4戦目は4月19日、中山での皐月賞(GⅠ)。
ここで2回目の乗り替わり。
北村宏司騎手から浜中俊騎手へ乗り替わりで3着。

5戦目は5月31日の日本ダービー(GⅠ)。
再び北村騎手に代わったが、14着の完敗。

9月21日中山、菊花賞トライアル、セントライト記念(GⅡ)で1着。

10月25日京都、菊花賞(GⅠ)で1着。
キタサンブラックはセントライト記念の覇者として、1984年のシンボリルドルフ
以来、31年ぶりの菊制覇を果たした。

2016-06-30_093636.png

北村宏司騎手もデビュー17年目32度目の挑戦でつかんだ悲願のクラシック
初制覇だった。また清水久調教師も開業7年目でのG1初制覇となった。


3回目の乗り替わり

キタサンの8戦目となった12月27日中山の有馬記念(GⅠ)を前に、
主戦の北村宏司が左膝関節捻挫を発症したため、横山典弘騎手に乗り替わった。
3回目の乗り替わり。有馬記念の結果は3着。


4回目の乗り替わり

年明けて2016年4月3日、産経大阪杯(GII)からキタサンブラックの主戦
は武豊に乗り替わることになった。怪我で離脱していた北村宏司の療養が長引き、
復帰時期が微妙なため、オーナーサイドと相談の結果決められた。
産経大阪杯(GⅡ)は2着。

そして10戦目となった5月1日京都、天皇賞(春)GⅠで優勝。
11戦目、6月26日阪神、宝塚記念GⅠは3着。

長期戦線離脱していた北村 宏司騎手はその後、怪我から回復して
4月2日の中山競馬で復帰。12Rヴェアリアスサマー(牡5、美浦・伊藤大士 )
で見事優勝しています。

以上、キタサンブラックの乗り替わりとともにこれまでの戦績を追ってみました。
宝塚記念後の予定は未定のようです。
宝塚記念のキタサンブラックは、非常に内容の濃い3着。負けたことは悔しいですが、それ以上の収穫もありました。秋こそは、まだ支持されたことのない1番人気になっての1着を目指します。   武豊


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キタサンブラック宝塚記念3着 [宝塚記念]

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キタサンブラックの宝塚記念が終わりました。タイム差なしの3着という
ことで、菊花賞、天皇賞・春に続くG1・3勝目は叶わなかった。

武豊は「思っていた通りの競馬ができたし、最後もよく辛抱してくれた。
もう少しだったけど…。惜しかった」と話した。

スタート直後からハナを奪ってロングスパートをかけたキタサンブラック
だったが、ゴール手前でドゥラメンテ、マリアライトにやられた。
「1,2角で多少ペースが速くなったことはレースだからしょうがない」
と清水久師。

2016年の宝塚記念は11年ぶりで牝馬のマリアライトが勝利、ドゥラメ
ンテが2着、キタサンブラックが3着という結果になりました。


キタサンまつりは無し

キタサンブラックのオーナー、北島三郎はファン投票1位の結果が嬉しくて、
「着順に関係なくても、皆さんに何かサービスをしたい」と、ファンサー
ビスのプランをテレビで話していたようですが、もちろん“キタサンまつり”
はなしでした。

マリアライトで勝利した蛯名正義騎手もインタビューでは、応援してくれた
ファンに一言、と言われ「北島さんの歌が聞けなくて申し訳ないですけど、、」
と言って沸かせてましたね。笑

ハードな稽古にも耐えて臨んだキタサンブラックの宝塚記念も終わりました。
夏の間は放牧に出て、英気を養い秋にまた元気な姿を見せてほしいです。


https://www.youtube.com/watch?v=AOaU-osZlug
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キタサンブラックの血統とプロフィール [血統]

キタサンブラックの血統とプロフィールを調べてみました。

キタサンブラック

2016-06-25_115652.png
出典:http://blog.goo.ne.jp/yo_fu_next  キタサンブラック

生年月日 2012年3月10日(牡4歳)
生地   北海道日高町
生産   日高町 ヤナガワ牧場
戦績   10戦6勝、2着1回、3着2回

優勝した重賞レース

2015/03/22 スプリングS GII
2015/09/21 朝日杯セントライト記念 GII
2015/10/25 菊花賞 GI
2016/05/01 天皇賞(春) GI

馬主   (有)大野商事
父   ブラックタイド
母   シュガーハート
母の父 サクラバクシンオー
半兄  ショウナンバッハ(現OP馬)
近親馬 オトメノイノリ(1995年の優駿牝馬オークス(G1)4着)

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出典:http://blog.livedoor.jp/lifegoeson1234/ ヤナガワ牧場

キタサンブラックは母シュガーハートの第3子として生まれる。

「脚が長く利口な馬」として、ヤナガワ牧場で1歳の秋まで
過ごし、その後は新冠町の日高軽種馬共同育成公社で育成された。

母のシュガーハート(11歳)は競走馬としては不出走に終わった
が、現在ヤナガワ牧場で繁殖生活を送っている。

母の父、サクラバクシンオーは小島太 騎手で優勝した1994年
中山のスプリンターズS(G1)が最後のレース。
戦績は21戦11勝2着2回、3着1回。
1200、1400mといった短距離で勝っている血統。

キタサンブラックの父ブラックタイド

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ブラックタイド

キタサンブラックの父、ブラックタイドは2003年12月7日の 阪神 2歳新馬戦
(武豊) でダントツの一番人気で支持されて優勝。その後、2004年の若駒ステークス
1着、同年のスプリングステークス(G2)でj重賞初優勝。

2004年2番人気で出走した 皐月賞 G1 (武豊) で大敗、その後に屈腱炎を発症して
1年半以上にも及ぶ休養を余儀なくされた。

2008年6月1日の目黒記念(川田将雅、8着/18頭)を最後に引退。
通算戦績 22戦3勝。
現在は種牡馬として人気を集めている。

父 サンデーサイレンス(USA)
母 ウインドインハーヘア(IRE)

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キタサンブラックは宝塚記念まで馬房でボ~っと?ヤバくね? [宝塚記念]

さて、キタサンブラックの宝塚記念6月26日まであと2日と迫ってまいりました。

当の本人?は今どんな感じなんでしょうか?気になりますね。
噂によると、「馬房で寝転がりながら干し草をムシャムシャ頬張って、あとは
寝てるか外をボ~っと眺めているか」、、だそうです。・・。

大事な宝塚記念が迫っているというのに、そんなんでいいんですかねっ!
ヤバくないですかっ!ヽ(゚Д゚)ノ

なんて本気で心配する人はまさか、いないとは思うけど、
ちゃんとやることはやってのことですから。
ハードな調教の後はってことです。ボーッとしてるのは。


キタサンブラックは賢馬?

「キタサンブラックは賢い馬」
デビューから担当する辻田厩務員はそんなふうに言ってます。

2016-06-23_115324.png
出典:スポニチアネックス  
ハードな調教のあとは干し草がうまいんだよ、、。

「馬房がくつろげる場所だと理解してるみたい。カイバを食べるか、寝ているか、外をボーッと眺めているか。無駄な動きをしませんね」「賢い馬で冷静に物事を考えているような気がします」  
このように分析しています。
そして、いざ調教や競馬となると、決して手を抜かず一生懸命に走る。これぞ競走馬
の見本みたいな馬ですね。つまり、オンとオフの切り替えがうまいうま。
見習いたい。

そんなわけで、自然と自分で自分の体の疲れを抜き、いい状態に体を作っていく
ことができてるのでしょうか。賢い馬ですね。賢者ならぬ賢馬です。


キタサンブラック、やるときはヤル!!

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出典:http://www.sanspo.com/ 仕上がりに不安なし

キタサンブラックの今月の調教はかなりのスパルタだったようです。
週2本ペースで今月は併せ馬7本。

「11日の6ハロン81秒1-11秒2を筆頭に、そのうち4本でラスト
1ハロン11秒台を叩き出した。」(追切をチェックしたサンスポの現場記者より)

前走時には1本も出なかったこの時計の変化について、昨年から調整役を務める
黒岩騎手は
「4コーナーからの反応がスムーズになっていますね。それがこれまでとのコンマ3、4秒差につながっていると思う。具合がいいから自然と時計が出ている感じですね」
「中途半端な状態で出したくなかった。かわいそうなくらい追い切りをかけてきたけど、ケロッとしているので、手加減なく仕上げてきた」と意図を説明し、「マラソン選手のような体だった前走に比べて、はち切れんばかりの感じでたくましくなった。それだけ力をつけている。いい誤算ですね」  清水久調教師
人間のマラソン選手ならついつい負荷をかけ過ぎて、肝心のレース直前になって、怪我とか、、。それもこれも欲の為せるわざ。
馬はただ無欲で走るだけ。金メダル取りたいとか、ないですからね。

ただ己の体を知り、役割をわかっていれば、キタサンブラックのように、
「やるときはヤル!」って感じになるんでしょうか。

“冷静に物事を考えているような”キタサンブラックという馬と
常に“考えながら騎乗する”武豊。

そんな一頭と一人がどんな宝塚記念を見せてくれるのか、今からドキドキします。


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